コラム

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塾・スクールにおける小学生指導で     大切な事とは?

塾・スクールにおける
小学生指導で大切な事とは?

 

 

 

 

お盆休みが明けました。

そろそろ秋の準備で、予習に入る生徒もいるのではないでしょうか?

 

今回は、受験生が受験本番を迎える秋以降においても役立つ、

小学生指導で大切な事をお話していきます。

 

 

効果的な小学生指導とは?

 

 

小学生を専門に指導されているスクールはご存知だと思いますが、

小学生指導はメリハリが大切です。

 

特に、中高生と同時指導をされている個別指導塾ですと、

一緒のブースになると、かなり配慮が必要なシーンも多いです。

 

ではここで、小学生の特徴を3つ挙げておきます。

 

 

集中力が切れやすい

基本的に非受験生は、MAX60分ぐらいで飽きてしまう生徒がほとんどです。

 

じっとしている事が苦手

全ての生徒に当てはまる事はないのですが、比較的そういった傾向があります。

 

少しの成功体験から大きく伸びる

きっかけさえつかむ事ができれば、大幅にジャンプアップできる可能性が

あります。

 

 

それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。

 

 

集中力が切れやすい小学生の指導とは?

 

 

集中力がすぐ切れてしまう状況は、学年が低ければ低い程、

起きやすいと思います。

集中力が切れてしまうと、場合によっては注意をしなければならない事も

あるでしょう。

 

具体的に、シチュエーションや対応法を考えていきましょう。

そもそも考え方としては、「叱らない」のではなく、

「叱る必要がない」環境を意識できると良いです。

 

 

ストレートに伝える

 

 

 

 

レッスンが始まったが、生徒がなかなか静かにならない。

 

「静かにしなさい!」
「いつまでしゃべっているの?」

 

つい声を荒げてしまっていませんか?

ところがお声をかけるものの、生徒は一向に静かにならず、

スクールの皆様も対応法に困る。

こういった事は、1度はご経験があるのではないでしょうか?

 

低学年の生徒にとって、これらは単なる言葉に変換されてしまっているのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

 

生徒にして欲しい行動がある時には、それをストレートに伝えると効果的です。

今すべき事を伝えると、生徒はその通りに行動しようとするのです。

 

つまり、「静かにしなさい!」「いつまでしゃべっているの!」と伝える

のではなく、「今はしゃべりません」望まれる行いを伝えれば良いのです。

 

この事を意識すれば、生徒を「叱る」事は減少するはずです。

意識すべきこ事は、もう1つあります。

 

高学年メインのスクールが遭遇しやすい状況ですが、

次の様な聞き方をしてしまう事があります。

 

「今は、何をすべき時間ですか?」

レッスン中だから大人しくしなければいけない・・・という事に、

生徒自身が気付いて行動を変えて欲しいという想いからですが、

これで大人しくなる事はまずないです。

 

「はい、レッスン中です」

と返答されて、さらにスクールの皆様がイライラを増やすという事態に陥ります。

 

まわりくどい言い方は、年齢が1桁の生徒には効果的でないと考えましょう。

疑問形にせず、スクールが「して欲しい事」をストレートに伝える事が、

大切です。

 

望ましい行動をストレートに伝えても、生徒の行動が即変わらない

こともあります。

そんな時、スクールの皆様は無意識のうちに叱り口調になってしまいがちです。

でも、ちょっと待ってください。ここで叱り口調で言ってしまえば、

努力も水の泡です。

「普通の言い方」で繰り返し言うと、その通りの事をできるものです。

 

 

普通の言い方で繰り返す

 

 

望ましい行動をストレートに伝えても、生徒の行動が即変わらない事もあります。

 

そんな時スクールの皆様は、無意識の内に怒り口調になってしまいがちです。

でも、ちょっと待って下さい。ここで怒り口調かつ叱ってしまうと、

火に油を注ぐだけです。

「普通の言い方」で繰り返し言うほうが、その通りの事をするものです。

 

 

気にかける生徒の近くに立つ

 

 

なんとか生徒も静かになり、算数の授業を始めました。

 

「ひっ算のやり方が分かる人?」
「はい!」

 

授業のスタートとしては上々です。

しかしながら、スクールの皆様は見つけてしまいます。

教室後方席のAくんが集中せずに、鉛筆のキャップを指に入れて振っているのを。

 

そこで、スクールの皆様は注意!

「Aくん、指のキャップを入れてはいけません!」

 

注意を聞いたAくんは、慌ててキャップを筆箱に入れます。

しかし、せっかく良い雰囲気で算数の勉強をしていたレッスンの雰囲気は・・・。

教室には、何とも言えない空気が流れます。この場合、皆様のちょっとした

行動で、注意をする必要はなくなります。

 

『近くに立つ』

 

Aくんの横に立てば解決したのかもしれません。

普通、スクールの皆様がすぐ横に立てば、ふざけたりはしません。

その後もまだふざけている様であれば、机を揺らせば良いのです。

 

これだけの事で、注意をせずに済み、レッスンの雰囲気が悪くなる事は

なくなるのです。

 

 

そもそもじっとしている事が
苦手な小学生への指導とは?

 

 

①でもお伝えした事とリンクしますが、基本的にそもそも集中力がない

低学年には、下記の事を心掛けていくと良いでしょう。

 

 

タイムマネジメント

 

 

 

 

算数のレッスンも15分が過ぎた頃。集中力がそろそろ切れてくる頃です。

「低学年の間に、学習の姿勢をきちんと整えておかないと、

高学年になってから大変」という話を聞いていたスクールの皆様は、

姿勢が良くない生徒に注意します。

 

「Bさん、足のかかとは床に着いていますか?」
「Cさん、話している人の方を見ましょうね」

 

学習の姿勢をしっかり身に付けさせる事は大切です。

しかし、15分を過ぎれば集中力はなくなるのも無理ないです。

と言うのも小学校低学年の生徒は、集中力を維持できる限界が15分だと

言われているからです。

アニメなどが1話10分程で作られているのも、この様な理由からだそうです。

 

だから、レッスンも45分連続で実施するのではなく、10分から15分の

ユニットで組む様にすべきなのです。

もちろん、レッスンがアニメよりも楽しければ、その必要はありませんが・・・。

 

 

立ち歩かせる

 

 

「Aくん、席に座りなさい!」

しばらく手遊びもしないで、おとなしく授業に参加していたAくんが、

今度は自分の席を離れてうろうろし始めました。

 

さすがにこれをスルーすることはできません。・・・という事で、

再びスクールの皆様が注意する事に。

 

「Aくん、座りなさい!」

 

でも、これもちょっと発想を変えれば、

Aくんにこの様な言葉を浴びせる事はなくなります。

「レッスンは座って受けるもの」という発想を変えるのです。

 

例えば、「色々なお友達の所に行って、思う事を話し合ってみましょう。」等と

提案してみるのです。

これで、ウロウロするAくんを叱る事はなくなるはずです。

 

 

叱るのではなく、教える

 

 

スクールの皆様から見て、注意したくなる生徒の行動も、実は故意ではなく

過失であることがほとんどです。

だって、生まれてまだ10年程しか経っていないんですよ。

 

大人の様に行動できなくても当たり前です。そう思うだけで、

生徒への対応も変わってくるはずです。

休憩時間に水筒を振り回している生徒がいたら、「危ない!」と叱るのではなく、

「周りの子にけがをさせてしまうから、水筒を振り回してはだめだよ」

と教えてあげれば良いのです。生徒自身がすべき事を教えてあげれば、

その通りの事ができる様になります。

 

 

少しの成功体験から大きく伸びる小学生指導とは?

 

 

集中力が切れてしまったり、

じっとしている事が苦手な生徒さんが少しずつ大人しく集中できる様に

なってきたら、どうすれば良いのでしょうか?

 

 

とにかく褒める

 

 

少しでも集中できたら、大きく褒める様にしましょう。

小学生こそ、オーバーなぐらいに褒める事が丁度良いです。

 

いつも叱られてばかりの生徒さんこそ、褒めると嬉しくなり、

そこから褒めてもらえる行動ばかりできる様になるかもしれません。

 

 

ステップを用意してあげる

 

 

 

 

小学生の場合、一気にステップアップする事は難しいので、小さな階段を

用意してあげましょう。

学年が一緒もしくは近い生徒同士、少し競わせるぐらいでも良いかもしれません。

 

 

ICTツールを用いた成功体験の共有とは?

 

 

 

 

さて、小さな成功体験ができる様になってきたら、是非保護者に

共有できると良いです。

そういった際は、是非ICTツールを活用して、お互いにストレスなく確認して

頂きましょう。

 

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IT導入補助金2023の対象ツールに採択されました。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

今回は、『塾・スクールにおける小学生指導で大切な事とは?についてお話

しました。

また、成功体験を保護者に共有できるICTツール、

「wagaco」についてもご紹介しました。

 

 

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