コラム

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必見!生徒のやる気を引き出す宿題の出し方

必見!生徒のやる気を引き出す宿題の出し方

 

なぜ子供たちが学習塾に通うのでしょうか?

 

現在約70%の生徒が学校以外で勉強を学んでると言われております。

 

成績をあげるため、志望校に受かるため、苦手克服の為など、理由は様々あると思います。

 

目標を叶えるために学習塾に通う人がほとんどですね。

 

叶えるための手段の1つの方法として、「宿題」があります。

 

学習塾では自分が講師として直接関わり、教える事によって生徒の成長を側で見ることができやりがいを感じることができます。

 

生徒の成長を感じるためにも、生徒自身が問題が解けるようになったり、勉強に対する姿勢に変化を与えることが大切です。

 

宿題の効果を発揮するため、塾講師ができる対策とはどんなものがあるのでしょうか。

 

今回は宿題の意図や出し方のポイント、宿題から得られるものについて

 

ご紹介していきます!

 

宿題の意図は?

 

 

宿題の目的は「いかに生徒に授業以外で勉強する環境を作るか」になります。

 

授業でどれだけ大切なことを教えても、どれだけ授業に時間を使っても

 

生徒にそれが身につかなければ、無駄になってしまいます。

 

ですのでいかに、塾以外で勉強の習慣を作るか、勉強した内容を定着させるかが重要になってきます。

 

生徒の力を伸ばすためには…

 

 

宿題を出すタイミングでも定期テスト前や、夏休み前、冬休み前など、様々な場面がありますよね。

 

そんな宿題の出し方について、悩んでいませんか?

 

出し方次第で、生徒の成績の上がり具合も変わり、逆効果になってしまう可能性もあります。

 

それだけ宿題の出し方が大事になってくるんです!

 

宿題の出し方や、量や内容についてもご紹介します。

 

【内容】

 

塾の宿題は内容が濃くないといけません。

 

その日の授業内容の反復と演習を重ねる事が大切です。

 

・その日の授業の範囲で類題を出す

 

この方法は基本になります。

 

類題を用意することは講師にとっては少し手間になるかもしれませんが、宿題の出し方としては一番いい方法になります。

 

・その日の授業の範囲で同じ問題を出す

 

この方法は学力が低めの生徒に効果的です。

 

類題の出し方では効果がない場合、反復させるにはまずは同じ問題しかありません。

 

しかし同じ問題だと、写しができたり答えだけ覚えてしまう可能性もあるので

 

その都度、どうやって解いたか内容の説明を聞いたりすることが大切です。

 

・難問のみ出す

 

この方法は学力が高めの生徒に効果的です。

 

その日の内容の範囲内で出しましょう。家でじっくり考える力を身につけさせます。

 

分からなかった所を後日、しっかり解説を行い理解できたらまた次のステップに進んでいきましょう。

 

【テスト】

 

テストの前だと、暗記物を取り入れた宿題を出しましょう。

 

基礎問題を取らせるためや基礎学力の向上にも繋がります。

 

【量】

 

どのくらいの量を出せばいいのか、悩むところになります。

 

結論から言うと、宿題は多いと思わせるくらいの量を出しましょう。

 

保護者も家で宿題をやっている姿を見ていたいでしょう。

 

しかしあまりにも出しすぎると、やってこないという事も考えられるのでそこは生徒を見て調整していくことが大切です。

 

実際、子供や保護者で宿題への悩みはあるのか?

 

 

実際に子供や保護者が感じている宿題の悩みをご存じですか?

 

どこの家庭でもある程度は一緒のようです。

 

※宿題に関して

 

そんな悩みの中で、一番耳にするのが「取り掛かるまでが大変」という声です。

 

子供の中で宿題をできることならばやりたくないものになっており、親からの声かけがあってもやっと取り掛かる状態です。

 

自分から取り組むのが理想ですが、なかなか実現はできません。

 

他にも、「集中力が切れた時はどうしたら良いのか」などもあります。

 

一区切りのたび、集中力がなくなり遊びだしてしまいます。

 

取り掛かることはできても、続けることができなければ意味がありません。

 

このような悩みが実際にあげられていますが、

 

では、どのように宿題を出したら上記のような悩みはなくなるのでしょうか?

 

 

注意するべきポイント

 

・ゴール地点から逆算をして量とペースがしっかり合っているか

 

まず何か物事を始めようとするとき、「スタート地点」と「ゴール地点」を決めると思います。

 

スタートとゴールの間を把握し、その間をどれくらいの期間で埋めなければいけないのかという制限時間を自分で決めて勉強や練習を繰り返します。

 

制限時間の中でやれるペースを意識した上で、宿題を設定していくことが重要になってきます。

 

・自分と同じ成長をすると思わないこと

 

「自分がこれくらい成長するスピードがあれば、他の人も同じスピードで伸びるだろう」と、自分だけの基準で考えてはいけません。

 

塾講師の成長のスピードと生徒とでは、必ずしも変わってきます。

 

最低でも、自分基準よりも多めに見積もって宿題を出す必要があります。

 

・進め方を具体的に設定しているか(いつ・どうやって・いつまで…)

 

宿題を進めていくのに、さらに「いつ」「どうやって」「いつまで」までこっちで決めてあげましょう。

 

宿題をいつやるのか、学校の時間割をイメージとしたものを決めてあげると良いでしょう。

 

またどのように進めていくのかも設定してあげましょう。

 

例えば、数学の問題であれば

 

①理解できなかった部分はマーカーで引く

 

②時間を図りながら1問10分で解く

 

③間違えた問題にはバツをつけて次の問題に進む

 

上記のよう誰がやっても同じ形になる指示を出してあげましょう。

 

・宿題のレベルの高低を意識する

 

毎回、同じレベルの問題だったらしんどいですよね。

 

最初からレベルを上げるのではなく、徐々に上げていけばいいんです!

 

運動でも同じようなことが言えます。急に100メートルをダッシュで走れと言われても厳しいです。

 

最初にアップ、準備運動が必要ですよね。

 

勉強もこれと同じようにアップが必要です。

 

最初は基本からやっていき、徐々にレベルを上げていきましょう。

 

復習にもなり、アップ代わりにもなり、できる喜びを感じてもらえることができるので一石二鳥です。

 

 

実践すると良い上手な教え方

 

塾講師はただ授業して宿題を出すだけではいけません。

 

生徒が授業を楽しく理解できるように、様々な工夫が必要になってきます。

 

 

・生徒を褒めてモチベーションを高める

 

先生から褒められると、生徒は嬉しくなり勉強に意欲的に取り組むようになります。

 

例えば結果があまり出ていない生徒には、授業への取り組みへの頑張りなどを頑張っているポイントを見つけて褒めて上げましょう。

 

自分のことをしっかり見てくれているんだと感じ、モチベーションを高めることができます。

 

・生徒に合わせて話すスピードを変える

 

普段の会話のスピードで話すと少し速いかもしれませんので、話すスピードに気をつけて意識的にゆっくり話すことを心がかけましょう。

 

ハキハキとメリハリをつけ、話のペースを変えましょう。

 

・生徒の理解度を把握しながら授業を進める

 

授業中は生徒に質問をして、どこまで理解しているか、どこが分からないのかをきちんと把握しましょう。

 

生徒も積極的に質問ができるわけではないので、「分からない」を放置しないように気を配りながら授業を進めていきましょう。

 

 

宿題に取り組んでもらった後は?

 

授業を行い、宿題を出して終わりではありません。

 

そこから先もやるべきことがあるのです。

 

 

・フィードバックはポジティブに行う事

 

例えば、宿題を生徒がやってこなかった場合、少しでもネガティブ要素の入った指導を行ってはいけません。ネガティブにならないようにフィードバックしていきましょう。フィードバックになるので、もちろんアドバイスを具体的にしながら宿題に反映させてあげましょう。

 

・モチベーションの維持に寄り添う

 

生徒のモチベーションを上げるために努力していますか?

 

生徒の成長している部分を褒めてあげるのはとても必要です。

 

しっかり生徒の成長に沿ってモチベーションの維持に力を入れていきましょう。

 

また、モチベーションが下がっている生徒がいればその原因を特定し無くさなければなりません。何が、モチベーションを下げているのか?

 

割と、時間・場所・やり方を変えてあげることで解決することが多いので、モチベーションをあげたいときにはこの3つの手法を確認していきましょう。

 

宿題を出した後のフォローもしっかり行い、生徒のモチベーションをあげていきましょう。

 

まとめ

 

宿題がある理由、出し方からフォローまでの流れをご紹介しました。

 

生徒の成長を身近で見ることができるのも講師の特権だと思うので、生徒の気持ちに寄り添って一緒に成長していきましょう。

 

参考になるところは是非取り入れてもらえたら嬉しいです。

 

ワンランク上の講師を目指していきましょう!

 

 

 

 

 

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