コラム

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オンライン授業の効果と課題

オンライン授業の効果と課題

 

近年、コロナ渦による大きな社会変動があり色々な場面で様変わりしていますね。

 

コロナ渦がもたらした社会変化として人々が在宅勤務・学習を経験する事となり

 

新しいコミュニケーションやツールやシステムなどが発展するようになりました。

 

新しい変化が増えてきており、その社会の中で期待されるイノベーション像の1つとして

 

オンラインコミュニケーション技術、5G・通信技術・VR技術・触感再現技術など

 

様々なデジタル技術におけるイノベーションが期待されています。

 

感染拡大を防ぐ目的で大学をはじめとする教育期間で、遠隔教育の一形態であるオンライン授業が

 

取り入れられ会社でもリモートワークでオンラインで会議をするなど急速に普及が進んでいます。

 

それにふまえて大学や会社だけではなく、オンライン授業を導入する塾が増えてきました。

 

オンライン授業を組み込もうと思っている方々も少なくないと思います。

 

普及してきてはいますが、課題もたくさんありいまだ浸透していない現状があります。

 

今回はそんな‟オンライン授業”について詳しくお話していきます。

 

様々な所をふまえて、ぜひ参考資料にしていただければ幸いです。

 

オンライン授業とは?

 

 

オンライン授業とはインターネット回線を通して遠隔で行い、

 

時間や場所にとらわれない教育手段のひとつになります。

 

一般的には自分のパソコンやタブレットを使用して行うことが多いです。

 

そんなオンライン授業にも3つの種類があります。

 

それぞれにメリット・デメリットがあるので、適したものを選びましょう。

 

☆Live通信

 

授業をリアルタイムでオンライン発信する形態のもの

 

メリット

 

画面上でお互いの顔を認識して話すことができ、リアルに感じることができ一体感が生まれ、

 

その場に応じて質問や意見を言い合えるので臨機応変な対応が可能です。

 

人数に限りはなく、大人数で同時に行う事ができます。

 

デメリット

 

通信環境が必ずしも良いとは限らないため、進行のスピードが左右されやすくなる。

 

☆オンデマンド配信

 

リアルタイムではなく、事前に録画したものをオンラインで配信する形態のもの

 

メリット

 

自分の分からない部分があったら動画の巻き戻しを使って繰り返し見る事ができ

 

講師側は編集することもできるので、内容を完全に整え状態で配信することができます。

 

デメリット

 

その場で質疑応答することが出来ないため、質問を先延ばしにしてしまう。

 

監視者がいないので、集中力が切れやすくなる。

 

☆ハイブリッド

 

オンライン授業と対面授業を組み合わせて実施するもの

 

メリット

 

受講者は、対面かオンラインかを選択することができ、

 

対面・Live配信・オンデマンド配信を組み合わせて受講することが可能。

 

デメリット

 

対面の受講者に意識が向き、オンラインの受講者への対応が難しくなっています。

 

オンライン授業で用いられるツール

 

 

オンライン授業に種類があるように、ツールにも種類があり各ツールにもそれぞれの特徴があります。

 

Microsoft Teams

 

画面共有〇 チャット〇 アンケート機能〇 録画機能〇

 

Google Meet

 

画面共有〇 チャット〇 アンケート機能× 録画機能〇

 

Googleが提供している会議ツールでアンケート機能はもちろん、

 

ノイズキャンセル機能があり周知の音を消してくれます。

 

Zoom

 

画面共有〇 チャット〇 アンケート機能〇 録画機能〇

 

全世界で3億人以上ご使用するツールになります。

 

受講者をミュートにして講師だけ喋ることだったり、アンケートもとることができ

 

オンライン授業に適しています。

 

Live配信に活用したい場合では、有料プランでの活用になるので

 

そちらの導入もおススメします。

 

 

※参考 V-CUBE ZOOM

 

ツールを導入するにあたっては環境整備が必須になるので、

 

授業形態や利用目的にあったツールの選択が大切になってきます。

 

そのツールならではの特徴があるので、自分の塾はどれに適しているのか判断しましょう。

 

現状の課題

 

 

さてオンライン授業が盛んになってきた今の時代では、課題もあることが現状です。

 

課題とされているものの1つは、「コミュニケーションがとれにくくなる」ことです。

 

もちろん、メールなどでコンタクトをとることは可能ですがその都度時間もかかります。

 

学生と教員の間だけではなく、学生同士でも起こります。

 

学生同時の意見や情報交換、交流を深める機会が少なくなりリアルタイムにおいての

 

コミュニケーションが取れない部分が課題となってきます。

 

2つ目は「授業によって授業の質にばらつきがある」というところです。

 

オンラインはICT機器を使って行うので、その機会によって対応力に差があることは想像できます。

 

画面共有や編集がされているものもあれば、無編集の動画のみの場合もあるので

 

どれも授業の質がいいということは不可能になってきます。

 

☆課題をふまえてのオンライン授業を行う際の注意点

 

そんなオンライン授業での注意点は4つあります。

 

事前準備を入念に徹底する

 

対面授業を行うときよりも慎重に行う必要があります。

 

具体的には、録画の方法から画面共有や、ミュートにする方法など基本操作を事前に確認しておくことが大切です。

 

授業を受ける相手にもやり方を事前に行うことで当日スムーズに行う事が可能です。

 

当日、何かのトラブルで受講できない時の対応を考えておく。

 

何かのトラブルで接続できない場合には、録画した動画のURLで行うなど

 

フォローを考えておきましょう。

 

シミュレーションを行う

 

他の講師に協力を頼んで、本番に近い環境での接続テストやシミュレーションを行いましょう。

 

シミュレーションを行う事で問題があった時の対処法ができます。

 

成績に関わるルールを決めて提示しておく

 

オンライン授業はトラブルなどで、欠席せざるをえない場合があります。

 

ですので、その時の為にも成績に関わる出席や課題のルールを決めて前もって

 

授業をうける相手に提示しておきましょう。

 

なぜオンライン授業が求められているのか?

 

 

課題も様々ある中でなぜオンライン塾が求められているのでしょうか。

 

1つの大きな理由として、全国どこに住んでいる人でも簡単に受講が可能なことです。

 

自分の好きな時間に受けることもでき映像形式で提供すれば何度でも見たいときに繰り返し見る事ができます。

 

・時間を有効活用できる

 

・料金が安い

 

・感染症のリスクが少ない

 

上記の理由もふまえて、ユーザーのニーズが満たされるオンライン塾を検討することがポイントになります。

 

2020年に感染症の拡大があり、世界規模の問題まで広がり生徒たちの学べる環境を

 

失わないように取り入れられ、今後5Gの時代に入っていくと社会の変動に合わせて

 

教育の環境が変わることが予測されるためオンライン授業はますます注目をあびることになるでしょう。

 

オンライン授業は小中学校・大学・社会人向けのリカレント教育と幅広い教育シーンで行われています。

 

リカレント教育」社会人になった後も、必要なタイミングで教育機関や社会人向け講座に戻り

 

学びなおすことを指します。

 

対面式とオンライン式

 

 

塾経営をしている場合、突然オンラインでの指導一本にするのはあまりおすすめはできません。

 

一本にするのではなく、現状やっている対面式とオンラインを組み合わせて、

 

オリジナルの指導形態を作るべきです。

 

対面式とオンラインの組み合わせは、他塾を圧倒できるほどのシステムといえ差別化もできます。

 

ネットの可能性は未知数でそれぞれの塾で斬新な運用も可能になります。

 

学習塾にとって、優秀な講師はIT化がどれだけ進んでいても手離せない存在です。

 

この部分はネットではできないことでもあります。

 

講師が完全万能ではないように、ネットも万能ではありません。

 

そこで大切なのは、双方の苦手な所、足りない所を補いあうことです。

 

ネットの活用は、人間の不可能を可能に変えてきました。今後もより発達することでしょう。

 

ネットを活用した指導は、色々なコンテンツが生み出されるため妥協することなく

 

しっかりと比較して自分にあったものを活用していきましょう。

 

まとめ

 

以上、オンライン授業についてご紹介しました。

 

課題も様々ありますが、その分メリットやオンライン授業ならではの効果があるため使う人が増えていることが分かりますね。

 

どのツールを使うかも大切ですが、オンライン指導も発展途上であるので

 

様々なアイテムを組み合わせ新しいものを生み出していきましょう。

 

オンライン授業を取り入れようと検討している方の参考にしていただけたら嬉しいです。

 

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