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受験シーズン到来!親の気持ち、いま求められている塾の姿

受験シーズン到来。

 

 

 

2月に入り、受験シーズンに入りました。

 

初めて受験に臨む生徒さんも大勢いらっしゃると思います。
保護者の皆さんから受験に関する相談を受けることも多いのではないでしょうか。

 

そんな受験シーズンに保護者のみなさんが何に期待するのかをまとめました!

 

【勉強以上に今の学習塾に求められること】

 

 

 

2021年、親が子どもに期待することの1位は…
「本人がやりたいことを実現する」でということが
ある学習塾の調査結果から明らかになりました。
その一方、半数以上の親が「自分の子は将来社会に出て活躍できそうにない」とも感じているという結果になっています。

 

【子どもに期待すること】

 

 

 

「大学受験勉強に関するアンケート」での調査では、
「本人がやりたいことを実現する」が圧倒的に多く、64.7%にのぼっています。

 

この他、
「安定した職業に就くこと」34.3%、
「得意なことや好きなことをさらに上達させること」27.3%、
「幅広い教養を身に付けること」27.0%

 

と続いています。

「今の子どもを見て、社会に出て活躍できそうだと思うか」という問いには、
60.7%が「どちらともいえない」「あまりそう思わない」「まったくそう思わない」と回答し
社会に出てから「活躍できるかわからない」「自信がもてない」と感じている親が多いことがわかりました。

 

子どもが将来社会で活躍できそうにないと思っている理由には、
「物事に主体的に取り組む姿勢が少ない」48.7%、
「計画を立てて物事を進めることができない」43.6%、
「将来の目標がもてていない」43.6%が

 

上位に並んでいます。
目標をもって主体的に取り組むことに不安を感じている親御さんが多い傾向にあります。

 

【学習塾に求めていること】

 

 

1位が「成績を上げること」34.7%、
2位が「受験対策を進めること」28.3%、
3位以下の「勉強の習慣をつくること」28.0%、
そんな中、「勉強の計画立案・実行を支援してくれること」26.0%、
「勉強に対するやる気を引き出すこと」24.3%

 

以上をまとめると、勉強以上に今の学習塾に求められるのは、
「どのように主体性や自ら勉強する意欲を伸ばせば良いのか」ということです。

 

そのカギは勉強のモチベーションの一つとなる「将来の目標」を決めることなのではないでしょうか。

 

将来の目標を確認し、それに沿った志望校であるかを確認していくことが必要になってきます。
将来の目標に応じた志望校であれば、目標のために努力するという主体性を育んでいくことができます。

 

また、目標と目的の違いをご存じですか?

 

 

 

目標とは目指すべき状態であり、具体的なものを指します。
目的とは目標に意味(それを目指す理由)を加えたものです。

なぜその志望校に行きたいのかという動機付けをしっかりと行うことによって、生徒さんの意識も変わってきます。
なんとなく第一志望の学校に行きたいと考えている状態の生徒さんがいれば、具体的な動機を引き出してあげることで生徒さんの意欲やあきらめない気持ちを高めることにつながり、合格に近づいていきます。

生徒さんが将来どうなりたいのか、それに適した進路を生徒さん自身選択し、それに向かって主体性を持って努力できる。
これが合格への近道であり、そのようにサポートしていくことが今の学習塾には求められています。

 

まとめ

 

 

受験シーズンは多くの生徒さんがやる気を失ってしまったり、自信を失ってしまう時期だと思います。
保護者の皆さんもお子さんの受験に一喜一憂してしまうなど苦しむことも多い時期です。

そんな時、学習塾では
自信を失ってしまった生徒さんには改めて目標を見直し、
上記に述べたように勉強へのやる気を引き出すという部分にも着目していけば、
生徒さん自身の主体性をも育んでいくこととなり、
誰もが通いたいと思える塾へと繋がっていくはずです!

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