塾講師に求められる仕事や役割とは？

 

 

 

 

近年、学習塾の数が増加しており、塾講師の働き手の
ニーズが高まっています。塾講師を目指している、気になっている
という方は多いのではないでしょうか？

今回は雇用形態は様々ですが「塾講師になりたい」と考えている皆さまに向けて
塾講師の仕事の魅力や、苦労するシーン。
そして気になる塾講師の収入についても詳しくご紹介します！

 

塾講師のニーズが高まっている理由として塾業界の市場の変化
や、下記のようなことが想定されます。

 

 

 

働き手のニーズが増えている中、塾講師の仕事とは
どのような内容や役割があるのか、やりがいを感じる瞬間はどんな時か
詳しくご紹介いたします。

 

 

塾講師の仕事や役割とは？

 

 

授業方式により異なる指導方法と役割

 

学習塾の授業形式は大きく2つに分けられます。
1人の講師が1～3人の生徒を指導する「個別指導塾」と、
1人の講師が10～30人程度を担当する「集団指導塾」です。

 

～個別指導塾の指導方法～

 

個別指導塾は、近年教室数が増加しているタイプの授業形態です。
生徒一人一人の理解度や様子をしっかりと観察して寄り添った
丁寧な指導が求められます。

基本的には講師一人に対して生徒が1〜3名程度ですが、3名以上の
生徒を一度に見る少人数制学習塾の場合は、限られた時間の中で
個別の指導が必要となるため、事前に対応する生徒の学習状況を
予習して時間配分を考えるスケジュール管理能力も求められます。

 

 

～集団指導塾の指導方法～

 

集団指導塾は、講師が黒板やホワイトボードの前に立ち、
複数の生徒に対して一度に指導します。誰が聞いても理解しやすい指導が
求められるためプロの講師や指導スキル、プレゼンテーション能力の
高い人材が求められる傾向があります。

 

 

 

 

塾講師の仕事は勉強を教えるだけではありません。
「講習時期の繁忙期以外にも年中忙しい」と感じる塾講師の
仕事内容をいくつか紹介します。

 

 

相談・面談

 

 

～相談にのる～

塾講師は生徒の成績を上げる事が求められます。
そのためには、勉強に関する悩みの他にも人間関係や生活上の悩みなど
日常生活の悩みも解決する手助けをすることが求められます。

 

悩みを解消すると生徒が勉強に集中することができるため、
生徒の話をしっかり聞いて真摯な態度で向き合うことも塾講師の
大切な仕事の一つです。

 

～面談の機会を設ける～

 

生徒の志望校や偏差値などの目標や学習に対する悩みの確認だけでなく
家庭の方針や保護者の希望などを3者それぞれの意向をお互いに確認する
必要があります。

保護者が塾に対する悩みや不満を相談できず、不信感から
退塾に繋がるケースも多く見られるため、しっかり話すことが
できる面談の機会を定期的に設ける必要があります。

 

 

 

テスト作成・一般事務

 

 

テキストやテストの作成、模試の運営や採点まで塾講師の仕事です。
また、授業後には生徒ごとに成績の収集や指導報告書の作成、次の授業の準備、
生徒や保護者への連絡事項のプリントやメールの作成、教室の清掃など
事務作業もあります。

 

どれも欠かせない作業ですが、煩雑な管理や作業では
塾講師やアルバイト講師の負担が増えるため
「管理ツール」に頼ることもおすすめです。

 

【生徒管理システム編】学習塾やスクールのお悩み解決ツール徹底解説

 

 

集客・営業活動

 

 

 

 

新学期だけでなく、各講習前や指導可能な生徒人数に満たない
時など「新規生徒」の集客活動も塾講師の立派な仕事です。

 

 

🔎集客活動の例

 

 

 

弊社のインスタグラムは塾や習い事の先生の役に立つ情報を
発信しています。ぜひ遊びに来てください！！

 

 

 

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また、夏期講習や冬季講習の生徒の休暇中に行われる特別講習や
合宿への参加を既存の生徒や保護者に促したり、講習だけ
参加する新規生徒を募集する必要があります。

 

 

塾講師に聞いた！仕事で苦労することは？

 

 

 

 

生徒一人一人の性格や勉強に対する熱量の差など違いがある中で
丁寧に向き合うことを求められる塾講師の仕事で苦労すること4選をご紹介します。

 

🔎 生徒をやる気にさせるために試行錯誤を繰り返す

親に言われてイヤイヤ塾に通っている、気持ちが学習に向いていない
生徒に対して指導をするとき、どのように指導すると楽しく勉強に取り組んで
くれるかどのような声掛けをするとやる気を出してくれる生徒か日々模索する必要がある。

 

 

🔎時には厳しく接する必要もある。

反抗的な態度や周囲の生徒の迷惑になるような行為や言動を
する生徒には、「大人になった時に困って欲しくない。」という
思いから生徒のために厳しい言葉をかける必要もあります。
注意することはエネルギーが必要で大変ですが、
社会に出ると「考え抜く力」や「チームで働く力」が求められます。
生徒が将来、社会の中で自分らしく生きたり協調性を持って
働くことができる大人へとサポートをすることも大切な仕事です。

 

 

🔎受験の前や合否発表のとき。

もちろん生徒も大変な時期ですが、数ヶ月から数年間
指導や生徒のメンタルケアに向き合ってきた塾講師も
努力が最終結果に繋がるかプレッシャーや緊張が続きとても大変な時期です。
生徒から合否の連絡が来るまで心臓に悪い時間が続きますが
その分「合格」のお知らせが届くととても幸せな気持ちになります。

 

 

🔎一番辛いと感じること。

 

何よりも辛いと感じる瞬間は、「勉強を頑張っている生徒」の
成績が伸びない時です。
悩んでいる生徒を見ることや、これ以上どうサポートすれば
頑張っている生徒の成績が伸びるのかわからず、塾講師も悩みます。

生徒の成績が伸びない理由は様々あります。
成績を改善するためにあの手この手を尽くしてアプローチ
することが求められます。

 

 

塾講師に聞いた！仕事のやりがいや魅力は？

 

 

 

 

生徒や保護者との関わりや授業の運営の悩みなど、苦労する事や辛いと
感じることも多いですが、「塾講師になって良かった！」と思えるような
魅力的でやりがいを感じる瞬間もたくさんあります。
ここでは、塾講師が仕事にやりがいを感じた瞬間を4つご紹介します！

 

 

🔎全ての塾講師に共通するやりがい

 

・生徒から「先生のおかげで志望校に合格できたよ。」や
「先生のおかげで楽しく通うことができたよ。」とお礼を言われたり、
卒業シーズンにはお礼の手紙をプレゼントされることもあります。
努力してきた姿や成長する姿を見てきたからこそ結果に繋がったという事に
グッとくる瞬間です。
ここまで支えられてこれて良かった、とやりがいを感じることができます。

 

 

🔎アルバイトの講師のやりがい

 

・大学生のアルバイト講師は教室によっては歳の近い生徒が通うこともあり、
生徒から慕われやすいポジションで働く事ができます。
他の講師もいる中で、自分を信頼して指名してくれる時に「必要とされている。」と
感じることができ、この生徒のために頑張ろう！と更に指導に力が入ります。

 

・誰かに教える事で、自分の学力の向上も期待できたり
生徒の反応を見ながら伝わりやすい説明ができているかチェックを
するため、コミュニケーションスキルも身に付きます。

 

🔎塾長や教室長のやりがい

 

・塾長や教室長は、生徒よりも講師やアルバイト講師と関わることが
多く、講師から質問されたり頼られることでやりがいを感じることができます。
どんなに忙しくても、一緒に働いてくれる先生のためにも頑張ろう！と
思うことができます。
一緒に働く講師や、通ってくれる生徒どちらからも刺激を受けることが
できる点は塾長や教室長の魅力でしょう。

 

ここまで、塾講師の仕事の役割や仕事の魅力をお伝えしました。
次ぎに、働く上でとても大切な情報である塾講師の収入について紹介します。

 

 

塾講師の気になる収入は？

 

 

正社員の平均年収

 

塾の授業形態によっても異なりますが、正社員の塾講師の
全国平均年収は500万円～600万円となっております。
給料は雇用主である塾側が決めるので、正社員で1000万円以上の
高収入を目指すことは難しい可能性が高いです。

 

 

アルバイト講師のの平均時給

 

 

塾のアルバイトと聞くと「高時給で稼ぎやすい」とイメージを
持つ方も多いかと思います。
地域によって幅がありますが、アルバイト講師の平均時給は
1200円～1400円のところが多いです。

 

冒頭でもお伝えした通り、集団指導塾では高いスキルが求められるため
時給も1500円から高いところでは5000円を超える教室もあります。
高時給で稼ぎたい、と考えるかたは集団指導塾に絞って求人を
探してみることもおすすめです。

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか？

 

 

塾講師に憧れている、気になっているが自分が本当に
塾講師に慣れるか心配。と思っている方は先ずは、
アルバイトやパートで塾講師の仕事を経験することもおすすめです。

 

塾長や教室長は、講師の業務負担の軽減や保護者の満足度アップの
ための取り組みも大切な仕事の一環になります。
システムの活用で業務負担が軽減されて空いた時間には
インスタグラムの運用に充てることができるなどメリットはたくさんあります✨

 

まだ、煩雑な管理で悩んでいる教室はぜひ「管理システム」の
導入を検討してみてはいかがでしょうか？