コラム

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塾・スクールにおける           効果的な定期テスト対策とは?

塾・スクールにおける
効果的な定期テスト対策とは?

 

 

 

 

夏休みが明けて、はや2週間。

3学期制であれば、あっという間に中間テスト1か月前となりました。

少し落ち着いていたスクールも、ここから生徒指導が本格化すると思います。

 

2学期以降は、受験生・非受験生ともにかなり大事な時期となり、

学習内容も難しくなります。

そこで、今回は来月に控える中間テスト対策について効果的な方法を

ご紹介します。

 

 

そもそも定期テストとは?

 

 

 

 

スクールの皆様もご存知の通りですが、念のため確認していきましょう。

定期テストとは、その名の通り『定期的に実施される学力テスト』の事です。

 

なぜ定期テストが大切かと言いますと、多くの中学校・高校では、

内申評定点を決める際に定期テストの点数を重要視します。

 

多くの学校において、5教科では特に定期テストの結果をもとにされやすく、

6~7割程が定期テスト結果で判断されると言っても過言ではありません。

 

あとの3割は授業態度や提出物、その他小テストなどで決められます。

 

それであれば、『定期テストのみを頑張れば良いのか?』といった保護者からの

ご質問があると思いますが、そうではありません。

 

確かに定期テストで100点をとれば、5段階満点では『5』がつく可能性が高いですが、必ずしもそうではなく、日頃の積み重ねがとても大切です。

 

ただ多くのスクールで保護者から求められる事としては、

やはり目に見え変化が分かりやすい、いわゆる『定期テストの点数』

結果でしょう。

 

では、どの様にしたら定期テストの点数が上がりやすくなるのでしょうか?

それは大きく分けて3つあるので、確認していきましょう。

 

 

定期テスト対策における
3つの重要なポイント

 

 

まず注意点ですが、今回お伝えする事は定期テストで100点を目指す方法

ではありません。

なぜ100点を目指す方法ではないのでしょうか?

 

それは、全員が100点を目指すべき状況にない可能性が高いからです。

例えば集団塾などで、定期テストの点数が90点以上でないと入れない

クラスの生徒には、100点がとりやすい方法をお伝えした方が良いのですが、

多くのスクールはそうでないはずです。

 

平均点はとれているものの平均点+αがなかなかとれない生徒、

まだ50点以上がとれていない生徒、ほぼ空欄解答で1桁点数の生徒。

 

スクールには様々な生徒がいるので、

『どちらかと言えば以前の点数に比べて点数がどう推移したか』の方が大切です。

 

そこで意識するポイントが下記3点です。

 

 

①  目標点数

②  準備期間

③  誰が何をどの様に対策するのか

 

 

もちろん3つとも重要ですが、まずは定期テスト1か月前に①から考えていけると良いでしょう。

それでは、1つずつ詳しく見ていきます。

 

 

① 目標点数

 

 

目標点数には2種類あり、1つ目は生徒もしくは保護者が考えている点数、

2つ目はスクール側が考えている点数です。

 

良くあるパターンは、生徒側が考えている点数とスクール側が考えている点数に、

ずれが生じてしまう事です。

 

 

ここで大事なポイントとしては、必ず担当講師と生徒で目標を一致させておく事です。

ここがずれると、結局達成したのかしていないのか曖昧になってしまいますし、

季節講習時面談の際、保護者へ達成度を示す事ができません。

 

 

また可能であれば定期テスト5教科の合計点数だけでなく、各科目の目標点数を

決めておけると、仮に5教科の合計目標点数に到達できなかったとしても、

指導している教科は達成できたなど、個別に達成度を示す事ができるので効果的です。

 

そして立てた目標は必ず、生徒側・スクール側で見える化をしておきましょう。

良くあるケースとしては、講師と一緒に目標を決めたはずなのに、

時間が経つ事により生徒が目標点数を忘れてしまって、

せっかく達成したのに達成感を味わえなかったなど、もったいないパターンです。

 

また担当の講師が代わる場合、どの講師が指導したとしても

目標点数が共有される様に仕組化をする事も重要です。

 

例えばスクール側はICTツールの情報共有欄に記載しておく、

生徒側はノートにメモしておくなど、お互いに即言える状況が好ましいです。

 

 

② 準備期間

 

 

 

 

先程1か月前には目標を立てていきましょうとお伝えしましたが、

これにはもちろん理由があります。

大体の学校では、遅くとも1週間前にはテスト範囲が発表されます。

 

「テスト範囲が出たから、さあ計画立てをしよう!」と考える生徒も多いと

思いますが、それでは間に合わないケースが大いにあります。

 

特に内容が難しくなる2学期では、範囲のページ数自体は変わらなくとも、

対策の学習時間が圧倒的に足りなくなる可能性が高いです。

 

だからこそテスト範囲が出ていなくとも、予測でスケジュール立てから対策を

していく事が必要です。

『スケジュール立て』こそ最大の対策で、まずは見込みでどれぐらい学習時間が

とれるか把握・認識しておく事で、生徒が定期テストを自分事の様に捉える事ができます。

 

この『自分事』という点が大切で、どれだけスクール側が頑張って対策をしたと

しても、生徒が自分事と捉えていなければ、結局スクール側の自己満足で終わって

しまいがちです。

 

 

③ 誰が何をどの様に対策するのか

 

 

先程の自己満足に繋がるお話ですが、

そもそも生徒自身が成功体験を積む事に定期テスト対策の意義があります。

 

そこで良くある事は、

スクールで対策してくれるだろうから生徒自身では何もしない、

いわゆる任せっきりパターンです。

 

これは大体コミュニケーション不足から起きるもので、後からクレームとなる

可能性もあります。

また誰が対策するのかは決まっていても、どの様に対策するのか明確でないと、

結局『対策していない』事と同じです。

 

具体的にスケジュールで、誰が何をどの様に対策するのか、

言い換えればいつ誰が何をどの様に対策すべきか、を定期テスト1か月前に

考えます。そう、お気づきの通り今まさに考える時期なのです。

 

ここまで計画しておけば、あとはそれに沿って実行するのみですので、

まず大幅に時間が足りないという最悪な事態を避ける事ができます。

では『何を』の部分について、少し掘り下げて確認してみましょう。

 

スクールにもよりけりだと思いますが、ある程度カリキュラムが決まっている

場合、よっぽどの事がない限り、漏れや偏りなどはないかと思います。

 

ただ生徒が対策内容を決める場合、『やりたい科目ばかりになってしまう』

『好きな科目や得意教科に偏ってしまい、苦手・嫌いな教科に取り組む事が

遅れてしまう』など様々なパターンが考えられるので、やるべき事の

リストアップ、スケジュールに沿って学習できているかの確認はスクール側でも

していきましょう。

 

 

取り組みやすいスケジュールの
立て方とは?

 

 

モチベーション高く学習していくためには、スケジュールの立て方は

とても大切です。大きく分けて、下記の3つが挙げられます。

 

 

①  優先順位

②  好き・得意科目

③  嫌い・苦手な科目

 

 

① 優先順位

 

 

 

 

これは、普段指導している科目や保護者・生徒にとってやった方が良い、

もしくはやるべき科目からスケジュールを埋めていく計画です。

学習習慣はあるものの、スケジュールの立て方が分からない生徒に対しては

効果的です。

 

 

② 好き・得意科目

 

 

これは分かりやすいですが、生徒のモチベーションを考えて立てる計画です。

そもそも勉強が嫌いで、勉強習慣がない生徒に対しては効果的です。

 

 

③ 嫌い・苦手な科目

 

 

あえて嫌い・苦手な科目を入れていく方法です。

勉強習慣はあるが、取り組む科目に偏りがある生徒に対しては効果的です。

 

 

ICTツールを用いた目標点数の管理とは?

 

 

上記でお伝えしました方法で、

スクール側が個々の生徒における目標点数を確認した後、どう管理すべき

なのでしょうか?

 

それは、ICTツールの講師共有欄で共有しておけると良いです。

ICTツールのwagacoでは、生徒管理機能において目標点数の内部共有欄を用いて、

一目で把握・確認が可能です。

 

普段と異なる講師がレッスンを担当したとしても、

目標点数を毎回生徒に確認する事もなく、ずれが生じる事もないです。

 

また成績機能において、目標点数をグラフ化する事が可能で、

実際のテスト結果に対しての点数差を『分かりやすく見える化』する事も

可能です。

 

例えば『英語 目標点数』や『英語 点数結果』などの教科をwagacoに登録すれば、

科目ごとに点数差などの結果を即確認する事ができます。

 

 

 

 

もちろん定期テストごとに履歴が残っていきますし、

『平均点』なども登録しましたら、さらに精分化できます。

 

wagacoでは主要5教科だけでなく、『目標点数』や『○○コース』など

スクールに合わせて、教科をいくつでも登録できます。

 

 

wagacoのサイトはこちらから↓
https://wagaco-ai.com/

 

 

まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

今回は、
塾・スクールにおける効果的なテスト対策とは?についてお話しました。

 

また、生徒の目標点数を講師同士で共有できるICTツール、

「wagaco」についてもご紹介しました。

 

 

~「wagaco」導入のメリット~

🔎目標点数を内部共有欄で共有でき、履歴としてもずっと残し続けられる

・以前の目標点数がどうだったかも振り返る事ができる。

 

🔎目標点数・実際の点数結果それぞれを、成績機能において分かりやすく

グラフ化できる

・目標点数に対して実際の結果がどうだったのか、一目瞭然。

 

 

wagacoのサイトはこちらから↓
https://wagaco-ai.com/

 

 

 

 

 

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スクールのお悩みが解決できるかどうか、お気軽に確認してみてください。

 

 

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