コラム

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短くなった夏休みの勉強はどうする??

短くなった夏休みの勉強はどうする??

 

広報担当の吉井で御座います。

 

コロナ第2波と騒がれている今、夏休みが近づいて来ました。
夏休みは、前学期の復習や来期の予習に励む学生にとって大切な時期です。
しかし今年の夏休みは短く、勉強に費やすまとまった時間が十分に取れるかどうか、あるいは、学校と塾の両立で子どもたちの体力や気力が続くかどうか…といった保護者様の間で不安な声が広がっています。
今年は新型コロナウィルス感染の流行で、学校も数カ月にわたる長い休校となりました。そこで各学校は学習時間を確保するため、夏休みは通常よりも短く設定されているところが大半です。地域や学校によって違いはありますが、どの学校もお盆休みを中心に前後含めて夏休み期間を確保しているようです。

 

これまで夏休みというと、ほとんどの学校では7月下旬から8月下旬ごろまでの長期休暇のことを指します。
学習塾も夏期講習を設け、受験学年は朝から夕方まで勉強に励んでおりました。
ですが、今年の夏はそうはいきません。
従来の夏とは違ったスケジュールとなるので、保護者の間でも学習面をはじめ、体調管理やモチベーションなどを懸念する声が出ているようです。例えば、ある保護者からは「夏は学校で授業を受けた後、塾で夜遅くまで勉強。連日続くとなると、子どもの気力や体力が続くか心配です」と、お子さんの体調管理に不安の声が上がっています。
また、塾の夏期合宿に参加して成績アップにつながったという、生徒様持つ保護者は「昨年初めて夏の合宿に参加し同じ学校を目指す多くの仲間と過ごしたおかげで、娘もモチベーションがアップしました。秋以降は成績も伸びて合宿の成果を実感。でも今年はコロナで合宿が中止となり、モチベーションアップの大切な機会を奪われてしまった」とショックを隠せない様子。今回は夏の合宿の代わりに行われるセミナーに参加されるそうで「塾の本部で4日間のセミナーが通塾の形でありますが、昨年同様の成果が得られるかどうか…それに通勤の時間帯に娘は電車に乗るのでコロナ感染のリスクも心配です」などと、さまざまな不安を漏らしています。

 

今回は、短時間で効率よく勉強をする方法とモチベーションを保つ方法を紹介したいと存じます。

 

 

①短時間で効率よく勉強量をこなす為には?

 

保護者の方々の声などからコロナ禍における夏の勉強は苦戦を強いられそうな印象はあります。
では、短時間で効率よく勉強量をこなすために行うと良いと考えられている事は、意外に思えますが運動なのです。
運動を全くしないで心肺機能が弱ってくると、暗記力や計算力が落ちてくるといいます。その為、身体を動かす時間を作った方がかえって勉強の効率も上がると考えられております。
特に、走ることをおすすめします。足は『第2の心臓』とも呼ばれていますから、走ることで足の裏を刺激すると脳の活性化につながるともいわれています。ただ、暑い夏の間は、朝方に散歩するだけでも脳は活性化されるそうです。
家庭学習については、50分勉強して10分休憩するなどメリハリをつけることです。
収穫逓減(しゅうかくていげん)の法則というのがありまして、これは、労力を増やせば生産量は増加し、ある限界に達すると生産が伸びなくなり、次第に増加分が小さくなっていくという法則です。実は人間の脳も同じことが言えます。脳をどんなに頑張ってフルで回転をさせても60分くらいが限界だといわれています。ですから、50分勉強に集中したら10分脳を休ませるといったサイクルで学習を進めると効果的です。
10分の休憩に家の周りを走ってくるなど軽い運動を入れてもいいかもしれません。
ただ、短時間で効率を上げて勉強ができたとしても、勉強範囲が膨大だったりすると、しんどいものになってしまいます。
そこで、「勇気ある取捨選択」が必要かと存じます。
「その生徒様に合ったレベル、志望校に合ったレベルの問題をピックアップして、取り組ませることが大切です。取り組ませる際は、親御さんが勝手に判断するのではなく、塾や家庭教師の先生など受験のプロに相談することをおすすめします」
また、講師様は生徒様の体調管理も大切です。特に今年は平日の夜まで塾がありますから、夜遅くまで勉強をして身体を壊してしまう生徒様もみえるかもしれません。
いままで以上に細心注意の払う必要がございます。

 

 

②モチベーションを保つ為には?

 

学習面だけではなく、コロナ禍の受験勉強で大変なのはモチベーションを保つ事です。
最近は、首都圏を中心にコロナ感染者が再び増えていることもあり、「また休校になるのではないか」「自分が感染したらどうなるの?」といった、コロナに関わる不安がモチベーションを下げる一因になっている生徒様・保護者様もいらっしゃるようです。
この様な厳しい環境下でもモチベーションを保つため、心構えを3点挙げたいと存じます。

 

1、目標を持つこと。今勉強をして今後何をしたいのか、何の為に頑張るのか。目標を持ちながら今の勉強をして目標を達成した自分の姿をイメージし続けてみてください。
目標は更新される物ですので、夏休みは明けの実力テストのいい点を取る。等にして、実力テストが終われば新に目標を立てるのも良いと思います。受験合格等をイメージするのもとても良いかと存じます。

 

2、体感すること。受験等であれば実際に志望校に足を運んでみてください。ただ、コロナで学校説明会や文化祭も軒並み中止され、オンライン説明会に切り替わっているのが現実です。実際に、行事などに参加は難しいですが、土日や平日の夕方などを使って、合格したい学校に行ってみるのも良いかと思います。学校内には入れないとしても、歩いている生徒さんの様子や雰囲気を見ることは可能です。また今の時代には検索をすると実際に歩いてみているような風景を見ることが出来たりする機能もございます。実際に行かなくとも自宅で雰囲気を知る事が出来ます。

 

3、最後まであきらめない心の強さを持つこと。勉強は個人戦とよく言われますが、決して一人ぼっちという意味ではありません。周りを見渡すと、お父さん、お母さん、先生、兄弟やお友だちなどの支えがあったからこそ、頑張れたのではないでしょうか。心が折れそうになったとき、周りの人たちの顔を思い出してください。感謝の気持ちとともに、その人たちを喜ばせたい、そのために頑張りたいという気持ちが自然とこみ上げてくるはず。そこに最後まであきらめない心の強さが生まれます。戦う時は1人ですが、それまではずっと支える人達が居ます。
それを忘れないで諦めない強い心で戦いに挑んで欲しいと思います。
このようなモチベーションを保つための心構えを知ることは大切ではあります。

 

モチベーションを上げるのも大切ですが、モチベーションというのは上下するものです。
時には、モチベーションに頼らないことも必要です。モチベーションが上がらなくても机に向かって勉強する。そんな学習習慣作りも重要です。

 

 

さいごに
勉強はお子様にとって人生の全てではありません。あくまでも通過点だということを忘れず、くれぐれもお子様に無理強いさせないようサポートをして頂きたいと考えております。
勉強が嫌いな子は残念な事に多いのが現実です。
ですが、短時間で効率よく勉強をして結果が出ると楽しくなってきたりするものです。
楽しくなった所に目標等を決めてモチベーションの向上をはかる事によって、より多くの知識をつけてより大きい目標を達成する事が可能になります。
勉強は人生の全てではありませんが、今後の人生の選択肢をより多くする為に必要な物かと存じます。
培った知識は必ず人生の役に立ちます。
その事はお子様の人生の先輩でもある保護者様や講師様はご存知だと思います。
無理強いはではなく、お子様が自主的に勉強をするように人生の選択肢を増やせるようにサポートをして頂ればと存じます。

 

 

 

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塾は保護者様との連携なしには、生徒の気持ちを上げ続けることはできませんし、保護者様も
それは同じ気持ちかと思います。是非、チャット機能やメッセージ機能を活用し、今までのコミュニケーションより
「質」を上げていっていただければ幸いです。

 

その他に塾からの帰りが遅くて心配という保護者様の不安を解消が出来るように入退室機能も御座います。
塾様よりQRコードを発行して生徒様に持たせて頂ければ、塾に着いた際タブレットにQRコードをかざして頂ければ入退室の管理が簡単にできます。
保護者様のスマートフォンにwagacoアプリのプッシュ通知でお子様の入退室を確認出来るので、保護者様の安心度も満足度も高いかと存じます。
次号のブログにて入退室管理について詳しくご説明致しますので、お待ち下だければと思います。

 

また、成績の管理等もあるのでグラフにて入塾後の成績の上がり方がよりわかりやすく見えるようになります。

 

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