コラム

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子供たちの心のケアにどう向き合うか

子供たちの心のケアにどう向き合うか

 

コロナ禍で外出禁止や学校休校など、さまざまな社会活動が停滞し、思わぬ事態に

 

直面した私たち。学校や塾のあり方もこれまでのやり方を変更したり、舵取りを

 

せざるをえなくなったところも多いのではないでしょうか。

 

 

長く続いた休校から再開が始まったものの、それに伴い子供たちの心の不調が

 

増えているケースも多くみられます。子供たちのそういった繊細な心に

 

どう寄り添っていけばいいのか、、今後の課題や取組も考えたいと思います。

 

 

3密対策や段階的登校で対応する学校体制

 

東京都では休業要請が3段階で緩和するロードマップを掲げており、ステップ2では

 

学習塾なども緩和の対象となりました。都内の学校も本格的に再開したものの、

 

都立高校の場合はオンラインを活用した段階的な分散登校を実施して、在校時間や

 

登校日数を段階的に増やす方針を示しています。

 

 

また、政府のガイドラインに沿って、生徒たちはもちろん先生もマスク着用、机の感覚もあけ、

 

定期的な換気ををはじめ、授業短縮など授業風景もこれまでとは一変、3密対策や各学校も

 

さまざまな工夫を心がけています。

 

 

【参考リンク】

 

学校再開等に関するQ&A

 

文部科学省 https://www.mext.go.jp/a_menu/coronavirus/mext_00003.html#q2

 

 

子供たちの「学校再開うつ」

 

そんな中、実際に登校する生徒たちはどうかというと、笑顔が少ないと感じる先生も

 

多くいらっしゃるようです。その理由の1つが、SNSでも話題になっている「学校再開うつ」。

 

休校期間が長かったせいで、授業についていけないのではないか、満員の電車通学が怖い、

リズムが整わない、、など大きな環境の変更が体や心に影響しストレスになっているという

指摘もあります。

 

そうした不安は子供たちだけではなく親にも、、。

 

ちゃんと自分の子供が学校に通っているか、楽しく授業をうけてついていけているか、

 

友達と今までどおりつきあっていけているか、、などの心配の声も。

 

 

無理に行かせる必要はない

 

ではそうした心の不調や不登校の生徒に対してどう接したらよいのでしょうか?

 

結論からいうと「無理に学校に行かせる必要はない」というのが専門家の意見のようです。

 

 

ただでさえ休校でストレスを感じている上、親もストレスを抱え、ついつい子供に文句や

 

叱ったりと矛先が向いているケースも多いといいます。

 

 

少しでも子供の不調や変化のサインが見受けられたら、今まで以上に目配りや声かけをして、

 

なるべく家でリラックスして過ごせるようにしてほしいとのこと。

 

また子供の話を聞くときは、共感的に聞くように心がけること。特に、愚痴や悩みには

 

十分な共感が必要で、共感してもらえるだけでストレスが軽減されます。

 

これは子供に限らず大人でも共通していえることかもしれませんね。

 

 

また、先生や親に相談できないというケースも多感な時期の年代には多くありがちです。

 

そういった場合には、第3者に相談するというのも手です。

 

以下は電話やメールなどで相談できる窓口となっています。

 

 

【チャイルドライン】https://childline.or.jp/

 

18歳までの子どもを対象とした相談窓口。

 

電話やチャットで相談可能 【24時間子供SOSダイヤル】

 

いじめ問題やその他の子どものSOS全般について、子どもや保護者が電話を通じて

 

相談できます。

 

 

【24時間子供SOSダイヤル】全国共通 0120-07-8310

 

いじめ問題やその他の子どものSOS全般について、子どもや保護者が電話を通じて

 

相談できます。

 

 

【BONDプロジェクト】 https://bondproject.jp/

 

10代、20代の生きづらさを抱える女性を対象に、女性による支援を行っている団体です。

 

電話のほか、LINEやメールを通じて相談も可。

 

※ Yahooニュース一部抜粋/教育評論家、親野智可等

 

 

 

不登校の生徒にオンライン授業でサポート

 

そうした学校に通えない子供たちをサポートする一環として、学校でもオンライン

 

授業化が進んでいます。しかもコロナの副産物ともいえる現象もあるようです。

 

 

不登校の子供たちがオンライン授業がきっかけで授業参加(NHKニュースより)

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200612/k10012468731000.html?utm_int=word_contents_list-items_005&word_result=%E6%95%99%E8%82%B2

 

 

こうしたケースは学校だけでなく、塾にも当てはまるのではないでしょうか?

 

今後オンライン授業が定着してくると、当然学習塾のあり方も同様に必要になると

 

いえるでしょう。オンラインであれば場所も選ばないので、どこからでも参加可能です。

 

また、学校の先生には話せない相談ごとなども、塾の先生には話せるといったケースも。

 

 

一方気になる点としては、生徒と先生との相性やコミュニケーション。そのあたりは

 

オンラインだからこそ、手厚いサポートやフォローなど心がける必要がでてくるでしょう。

 

 

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