コラム

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塾・スクールにおける            受験生にとっての10月の効果的な過ごし方

塾・スクールにおける
受験生にとっての10月の効果的な
過ごし方とは?

 

 

 

 

2学期も3週間が経過して、いよいよ10月目前ですね。

この時期になると、スクールでは受験勉強とテスト勉強、どう両立すれば良いの?

と質問が出始めるかもしれません。

 

スクールの皆様は、どうお答えでしょうか?

もちろん両方やった方が良いのですが、今回はあえて絞るのであれば

というお話をします。

 

時期に応じて、集中し固めて勉強をする事は効率化にも繋がるので、

おススメです。

 

 

受験対策勉強とは?

 

 

 

 

受験生にとって避けられないのが、受験対策勉強です。

多くの受験生が夏休みを中心に、今までの総復習を実施しています。

 

総復習は範囲がかなり広いため、例えば同じワークを何周も解くといった事が、

できなかった生徒もいるのではないでしょうか?

 

さて受験勉強とは、字のごとく

 

受験生が入試の範囲(多くが3年間以上の複数年範囲)に沿って、

入試で点数をとるための勉強をする事』です。

 

 

前回のコラムにてお伝えしました『定期テスト対策』と大きく異なる点としては、

受験勉強は定期テスト対策に比べて、範囲が多岐にわたります。

 

 

~前回のコラムはこちら~

塾・スクールにおける           効果的な定期テスト対策とは?

 

 

そこで定期テスト対策以上に、

やるべき内容とスケジュール感はしっかり確認しておくべきです。

 

ここを把握できていないと、スケジュールに無理が生じたり、

どちらも中途半端になりやすいので、必ず注意しておきましょう。

 

冬(12月あたり)からは過去問などの実践演習をすべき、

と良く言われていますが、過去問演習にあたっての基本的な事項が抑えられて

いない場合、まずは総復習を複数回実施すべきです。

 

ただ一旦少しだけでも過去問演習をする事によって、自身の現時点での現状把握をする事ができて、モチベーションUPややるべき事が整理されるので、効果的な場合もあります。

 

しかし基礎が固まっていないのに、闇雲に過去問演習を実施する事は、正直効率的ではありません。

 

 

受験対策勉強と定期テスト対策勉強の
適切なバランスとは?

 

 

 

 

ここでは大きく3パターンに分けて考えて、詳しく見てみましょう。

 

 

①夏までに全く基礎固めができていない生徒

②夏までにある程度基礎固めができた生徒

③夏までにかなり基礎固めができた生徒

 

 

① 夏までに全く基礎固めができていない生徒

 

 

まだ基礎が固まっていない生徒は、

夏までに演習してきた内容を再びスケジュールに組み込みます。

 

ただし注意点としては、

『定期テスト対策が万全な場合』に追加でやってもらう、と考えておく事です。

 

なぜ『定期テスト対策が万全な場合』限定なのでしょうか?

 

それは先程お伝えしました様に、範囲が広い受験勉強を両立してやっていく事は

難しく、定期テスト対策に集中した方が結果にも結び付きやすいからです。

 

例外として、定期テスト対策において基本知識が欠けており、

その内容が受験勉強の範囲に重なっている場合は、受験勉強を優先しましょう。

 

 

例 中学3年生の因数分解をやっていく上で、

必要な項に関する知識を復習した。

 

 

② 夏までにある程度基礎固めができた生徒

 

 

両立が必要なパターンではありますが、

定期テスト対策7:受験勉強3ぐらいのバランスが丁度良いです。

 

基礎固めができた生徒という事は、学習習慣があり自主的な学習ができる生徒

ですので、スケジュールに受験対策勉強を組み込む事で、意識的に学習できるでしょう。

 

ただ定期テスト2週間前からは、定期テスト対策に集中して取り組んだ方が

良いです。

 

基本的によほど定期テスト対策が万全の生徒以外は、

2週間前になったら全員定期テスト対策に切り替えましょう。

 

 

③ 夏までにかなり基礎固めができた生徒

 

 

基礎固めができている生徒は、②の生徒よりも自主的に学習できる生徒が多い

ので、定期テスト対策5:受験勉強5ぐらいのバランスでも良いです。

 

受験勉強のやる内容としては、過去問や実践問題演習を実施して、

そこから出た苦手分野を中心に戻って復習する事をおススメします。

 

定期テスト2週間前までは、定期テスト対策3:受験対策7と生徒によっては、

比率を変えても良いでしょう。

 

ある程度生徒本人に任せても良いですが、その場合でもスクール側でスケジュールに無理がないか、2週間前には定期テスト対策に入れているかなど、

最終確認は必要です。

 

 

受験生において10月の過ごし方とは?

 

 

さてここまで、受験生が受験対策と定期テスト対策、

どの様なバランスで実施できれば良いのか、確認してきました。

 

10月の中旬に中間テストがある学校がほとんどですので、9月末までは上記の

バランスを意識頂き、10月に入ったタイミングで、全員定期テスト対策を

実施していくと決めておけると良いでしょう。

 

また、上記の様にパターン分けして対策を実施していく場合、

スタッフとの共有も大切で、スクール側は全員が共通の認識で取り組む事を

意識します。

 

そしてこの時期は、スクール対象の私立学校説明会も多く実施されるので、

まずは今のうちにスクール側である程度、計画立てをしておく事が大切です。

 

 

受験対策勉強と定期テスト対策の
両立における注意点

 

 

前回もお伝えしました通り、2学期の内容は1学期と比べて難しくなっていますし、特に数学は図形や関数など、多くの生徒が苦手意識を持ちやすい分野が

入ってきます。

 

良くあるのは、レッスンで受験対策をしていたら、2学期内容の授業進度と難易度に突然ついていけなくなり、定期テスト直前に焦るパターンです。

 

それを防ぐためには、

 

基本的にレッスンでは2学期内容を扱い、

宿題や自主学習で、受験勉強をやってもらい確認する形をとるなど、

学校の授業内容が疎かになっていないかの確認が必要です。

 

 

行事が多い2学期だからこそ、いきなり授業が進んだり止まったりとイレギュラーケースが多く、10月に修学旅行がある学校では、特に勉強と行事での切り替えで苦戦する生徒も多いので、余裕を持ったスケジュール立てが大切です。

 

 

 

 

また先を見据えておくと、多くの学校では11月下旬頃に期末テストがある事を

考えると、期末テストまでもあと2か月、60日という事も見据えておくと

良いでしょう。

 

立てたスケジュールに次回の定期テストまで、

あと〇日などカウントダウンをする事も効果的です。

 

また、過去問演習など実践問題演習をした後のフォローも大切でして、

点数が全然とれずに自信を喪失してしまう事は、絶対に避けなければなりません。

 

 

特に初めて過去問演習をする際は、

問題数を絞ったり目標点数を明確に決めて取り組んでもらうなど、

現時点では全部解けていなくても良いという事をしっかり伝えておく事が

重要です。

 

 

生徒のみで演習をする場合も、レッスン時に必ず確認しておかないと、

直前に自信を失ったまま、定期テストへ突入するなど、最悪なケースにも

なりかねません。

 

最初は1問のみ、例えば数学であれば計算問題のみなど徐々に演習をしていき、

慣れてきたら通しで時間を計って取り組めると良いですね。

 

入試では定期テスト以上に時間配分が大切なので、

時間内に終わるかどうかは別として、生徒自身が1問にどれぐらい時間を掛けたか把握するため、時間を計っておくと実践感覚が身につきやすいです。

 

あくまでも全部が解ける様になる時期は冬(12月頃)を目標にして、

今は入試レベルの問題に慣れる事と、基本問題でつまづいた場合はその範囲に

戻って復習しなおす事を目的として、取り組めると良いでしょう。

 

一方定期テストで90点以上を常にとっている生徒は、むしろ実践問題演習を

すべきかもしれませんので、その場合はたくさん解いてパターンを掴む事が

大切です。

 

 

ICTツールを用いた受験対策勉強・
定期テスト対策とは?

 

 

ところで、スクール側は個々の生徒における対策内容をどう管理すべき

なのでしょうか?

ベストな管理方法としては、ICTツールの指導報告書で共有できると良いです。

 

ICTツールのwagacoでは、

指導報告書機能において保護者側にもどんな内容をやったか、報告できます。

 

保護者側としては、その日のレッスンでどの様な内容をやったか不安にならず、

スクール側としてもレッスンの方向性が統一でき、サービス満足度向上に

繋がります。

 

また指導概要(タイトル)欄に、例えば『受験対策』などのキーワードを入れておく事で、キーワード検索をすれば、どの生徒が現時点で受験対策をしているか

即確認でき、安心です。

 

もちろん、生徒名や授業日で検索する事もできます。

『2学期中間テスト対策』などで登録しましたら、さらに精分化できます。

 

 

 

 

wagacoではスクール側のストレスフリーな運用だけでなく、

保護者満足度の向上にもお役立て頂けます。

 

 

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まとめ

 

 

いかがでしたか?

 

今回は、
塾・スクールにおける
受験生にとっての10月の効果的な過ごし方とは?
についてお話しました。

 

また、生徒のレッスン内容を保護者に共有できるICTツール、

「wagaco」についてもご紹介しました。

 

 

~「wagaco」導入のメリット~

🔎指導報告書機能にて、スクール側で方向性が統一できたレッスンができる

・今、この生徒は『受験対策中』など一目瞭然

 

🔎指導報告書通知機能にて、保護者の満足度が向上する

・通知の可否はスクール側で決められるので、内部共有のみとしても活用可能

 

 

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