コラム
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塾やスクールにおける、 定期テストや模試の 効果的な振り返りとは?
目次
塾やスクールにおける、定期テストや模試の効果的な振り返りとは?
いよいよ風が冷たくなってきて、秋到来ですね。
スクールでは、中間テストが終わったスクールも多いと思います。
さて皆様ご存知の様に、テストは終わった後こそ『振り返り』が大切です。
よくある解きっぱなし状態を避けるためにも、どんな点に注意すべきか
確認していきましょう。
定期テストや模試の振り返りとは?
スクールの皆様にとって、振り返りや解き直しは当たり前と思われるかも
しれませんが、生徒がそう思っていないケースは多いです。
では改めて、なぜ振り返りや解き直しをしなければならないのか、念のため
確認してみましょう。
①なぜミスしたのかを把握するため。
最も大きな理由ですが、やはりスクール側だけでなく、生徒自身がミスの原因を
深堀する事は大切です。結局理由が分からない場合、いつまで経っても
成長しません。
②どんなミスの傾向があるか認識するため。
こちらも大切な点で、どの様な問題でミスしやすいのかを把握しておく事も
大切です。
例えば数学であれば、文章題の立式でいつもつまずくなど、詳細まで
把握しておけば、時間配分の際に一旦飛ばす事も視野に入れる事ができます。
③ 同じ問題で繰り返しミスをしないため。
意外と難しくできていない生徒も多い、全く同じ問題が出た際に、
確実に解ける状態になっているかどうか、確認しておく事が必要です。
まずは上記3点の様な、なぜ解き直しをすべきなのか生徒と一緒に確認しておく
必要があります。
これはスクール側のみが把握していてもあまり意味がなく、
生徒も認識しておく事が大切です。
なぜなら、スクールがどれだけサポートしたとしても、
最終的にテストや模試を受験するのは生徒で、自分事として捉える事が
大切だからです。
自分事の様に捉えているかどうかで、生徒が成長度合いが変わってきます。
振り返り・解き直しの方法とは?
それでは、間違いの分析や解き直しのポイントを確認していきます。
🔍ポイント
① まずは、ミスの分類から確認します。ケアレスミスがあった、全く分からなかったなど。
ここで割合(%)も出しておけると、生徒自身がミスを意識できる様に
なります。
② 次に、どこまで解けていたのかを確認します。
例えば英作文であれば、主語+動詞までは書けていたなど。
ここでも細分化して、割合として出せると良いですね。
③ 最後に、ミスした問題を解くためには何が必要だったのか、を考えます。
良くあるパターンとしては、前提となる基本知識が理解できていなくて、
解けなかったなどです。
方程式の文章題を解くにあたって、方程式の基本が分からなければ解けない
ですよね。
間違い分析の必要性を感じているスクールは多いと思いますが、
生徒が間違い分析を正しく効果的にやっていると、自信を持ってお答えできます
でしょうか?
ここが今回のテーマ、最重要ポイントです。
『正しく』『効率的に』はできていない事が、お悩みではないでしょうか。
では、改めてテスト分析の目的を把握してから、
今一度方法も確認していきましょう。
目標設定:
次回のテストや模試に向けて具体的な目標を設定します。
これらの目標は、得点の向上や特定科目の理解度向上に関連する事が
一般的です。
学習戦略の見直し: 過去の学習戦略がうまくいかなかった場合、
新しいアプローチを考えます。これは、学習方法、スケジュール、
教材の選択などを含みます。
学習計画の調整: 目標に基づいて、新しい学習計画を立てます。
計画は、毎日の勉強時間、予習と復習の割合、特定の科目に焦点を当てる頻度
などを含みます。
質問とフィードバック: 分からない事や不明瞭な概念について質問できる場所を提供し、疑問点を解決します。
これはスクールからのサポートを含む事が多いです。
モチベーションの維持: 成果を目指す事は重要ですが、モチベーションを維持
する事も同じくらい大切です。
小さな成功体験や達成感を意識的に追求しましょう。
一方、解き直しに関しての目的はどの様なものがあるでしょうか?
タイムマネジメント: 学習とテストのスケジュールを適切に管理し、テスト前に十分な復習時間を確保します。
ストレス管理: テストや模試に関連するストレスを適切に管理し、リラックスやリフレッシュの方法を見つけます。
規律と一貫性: 学習やテスト対策において一貫性を保つことは非常に重要です。毎日一定の時間を学習に割くことで、効果的な進歩を達成しやすくなります。
効果的な振り返りは、個々の学習スタイルや目標に合わせて調整する
必要があります。また、保護者と共に生徒の成長をサポートする事も重要です。
スクールにおける定期テストや模試の効果的な解き直しは、テスト結果を分析し、誤答や課題を特定して学習の向上を図るためのプロセスです。
以下に、効果的な解き直しの手順とポイントを説明します。
テスト結果の収集: テストや模試の結果を入手し、詳細なスコア、正答率、
および誤答の内容を記録します。
誤答の理解: 誤答した問題に対する正しい解答を見つけ、その問題や概念を理解します。教科書、ノート、オンラインリソースなどを活用しましょう。
課題の整理: 誤答や弱点として特定された部分に焦点を当て、それらの課題を
整理します。どの科目やトピックが修復が必要かを把握します。
復習のスケジュール設定: 誤答した部分に対する復習スケジュールを立てます。
このスケジュールは、次回のテストや模試の前に効果的な復習を行うための
ガイドとなります。
類題演習: 課題を克服するために、追加の学習資源を探します。
教科書、参考書、オンライン教材、教師からのアドバイスなどを利用します。
また下記のポイントも、かなり大切な部分です。
ポジティブな姿勢: 解き直しのプロセスは成長の機会であり、
ポジティブな姿勢を保つことが重要です。
過去の誤答を未来の成功につなげるために、自信を持ちましょう。
解き直しは、学習の深化と成績向上に非常に役立つプロセスです。
定期的に行うことで、学生は自己評価や学習戦略の調整を行い、
次回のテストや模試での成功に向けて準備を進めることができます。
テストや模試結果はもちろん、
『解き直し』後まで見える化できる
ICTツールとは?
ここまでテストや模試の分析・振り返りについてお伝えしてきましたが、
スクールによってはオリジナルの小テストなど実施しているかと思います。
そういった際、積極的にICTツールを活用していきましょう。
wagacoでは、小テストの点数を『その他テスト』欄にて年次及び回数ごとに
管理できます。
では、どの様に管理すると効率的な対策ができるのでしょうか?
教科も自由にいくつでも追加ができるので、例えば『英語 目標点数』や
『英語 点数結果』、『英語 平均点』などの項目をつくって頂けましたら、
グラフにて点数差や推移を確認頂けます。
見える化して、是非効果的な指導をしていけると良いですね。
またこの度wagacoは、IT導入補助金2023の対象ツールに採択されました。
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等のみなさまが
自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、
みなさまの業務効率化・売上アップをサポートするものです。
補助金をご活用頂ければ、ご導入しやすくなるかと思いますので、
詳細を是非下記よりご確認下さい。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、『塾やスクールにおける、
定期テストや模試の効果的な振り返りとは?』についてお話しました。
テストや模試の分析・解き直しは学習塾や習い事スクールにおいて、
サービス品質や満足度を左右する大きなテーマです。
その際、教科ごとで効果的かつ効率的に指導できるICTツール
『wagaco』についても紹介しました。
~「wagaco」導入のメリット~
🔎教科ごとに、何回分でもテスト結果を登録。
・スクールのオリジナルテストや模試、小テストに対応可能。
🔎保護者のアプリ上から点数入力ができる
・成績入力お願いメッセージで、
スクール側での結果の回収・入力業務が激減する。
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実際にお試しいただけます。
スクールのお悩みが解決できるかどうか、お気軽に確認してみてください。
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